環境・エネルギーcolumn  |

環境にやさしい企業紹介:東和アークス株式会社

usa - green environment concept
近年、環境問題が深刻化しています。特に、事業活動に伴って生じる産業廃棄物が環境汚染の主な原因です。日本国内において産業廃棄物の排出量は、1年間で約4億トンといわれています。これは、一般廃棄物よりもの多い量です。そこで最近、この産業廃棄物をリサイクルするという動きもあります。リサイクルを直接行っている企業もあるので注目してみましょう。

 

建設資材の総合会社である東和アークスは、埼玉県に2か所のリサイクルセンターを設け、コンクリート廃材やアスファルト廃材などといったものを砕いて、骨材に再生化する事業を行っています。リサイクルセンターでは廃材をジョークラッシャーという破砕機で破砕してから、磁選機で鉄くず・異物を除去し、材質やサイズで選別します。これが、骨材として再利用されるのです。

 

目に見えないメタンガスのリサイクルも行っています。バイオガス発電で、様々な事業体や家庭から排出された生ゴミや有機性廃棄物を処理する際に発生するメタンガスを再生エネルギーとして活用し、発電に利用する事業です。

 

このようなリサイクルを行っている傍ら、東和アークスでは太陽エネルギーといった地球資源を上手く活用して、配線不要のソーラーライトの販売や太陽光発電といった事業も行っています。独自で発電所や発電プラントを所有しており、それを利用して多くの企業等に自然の力を利用したエネルギーを提供しているのです。

 

このように東和アークスではリサイクルできるものはとことん、再利用し、環境に有害とならない新エネルギー等を活用した製品やサービスの提供も行っています。こちらの企業のように、独自でリサイクルや地球資源を活用した商品の提供を行えば産業廃棄物が減り、環境問題も徐々に改善していくことでしょう。


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